ポテンツァとダーマペンの違い|効果・費用から適切な選び方

Uncategorized
出典:生成AI.com

お肌の悩みに対する治療方法として最近ポテンツァが話題ですね。

マイクロニードルを使用する、よく似ている治療方法としてダーマペンもあります。

この記事をお読みのあなたは、

「肌悩みを解消する治療をしたいけど、ポテンツァとダーマペンの違いが分からない」

「自分の肌の悩みに合うのはどちらか分からない」

とお考えではないですか?

結論から言えば、費用は高いですがクレーター、タイトニング、肝斑などに対してはポテンツァが効果的です。

なぜなら、これらのお悩みはダーマペンでは治療できないからです。

この記事では、ポテンツァとダーマペンの以下の違いについて詳しく説明します。

  • 効果
  • 費用
  • 機能
  • ダウンタイム
  • 施術回数

この記事を読めば、ポテンツァとダーマペンの違いを知ることができます。

あなたの肌悩みにぴったりの治療法を確認しましょう。

  1. 1章:ポテンツァは薬剤導入時に高周波RFを照射する施術
  2. 2章:ダーマペンは極細針で肌に穴を開け、薬剤を浸透させる施術
  3. 3章:ポテンツァとダーマペンの違い!施術・対象・ダウンタイム・費用など
    1. 3-1:施術方法の違い
    2. 3-2:ドラッグデリバリー機能の違い
    3. 3-3:改善が期待できる肌悩みの違い
    4. 3-4:使用する薬剤の違い
    5. 3-5:痛みやダウンタイムの違い
    6. 3-6:施術回数・施術間隔の違い
    7. 3-7:費用の違い
  4. 4章:ポテンツァとダーマペンの効果の違いは?肌悩み別に解説
    1. 4-1:毛穴への効果
    2. 4-2:ニキビへの効果
    3. 4-3:ニキビ跡・クレーターへの効果
    4. 4-4:肝斑への効果
    5. 4-5:タイトニングへの効果
  5. 5章:ポテンツァとダーマペンどっちがおすすめ?
    1. 5-1:ポテンツァがおすすめな人
      1. 5-1-1:できるだけ短期間で効果を得たい人
      2. 5-1-2:     ダウンタイムの少ない治療を受けたい人
      3. 5-1-3:     肝斑、深いニキビ跡、クレーターを改善したい人
    2. 5-2:ダーマペンがおすすめな人
      1. 5-2-1:できるだけ費用を抑えたい人
      2. 5-2-2: ダーマペンでしか使用できない薬剤を導入したい人
  6. 6章:ポテンツァが受けられるおすすめクリニック3選!
    1. 6-1:【ニキビ・ニキビ跡に特化】HPC ひまわり美容クリニック
    2. 6-2:【豊富なメニューを用意】品川美容外科
    3. 6-3:【ニキビ治療専門院】アクネクリニック
  7. 7章:ポテンツァに関するよくある質問
    1. 7-1:水光注射とポテンツァの違いは?
    2. 7-2:ポテンツァは1回でも効果を実感できる?
    3. 7-3:ポテンツァのダウンタイムの過ごし方は?
    4. 7-4:ポテンツァのデメリットは?
      1. 7-4-1:費用が高い
      2. 7-4-2:継続的に施術を受けることが必要
      3. 7-4-3:医師の技術・経験が求められる
  8. まとめ:ポテンツァとダーマペンの違いを知って自分にベストな治療を受けよう!

1章:ポテンツァは薬剤導入時に高周波RFを照射する施術

出典:https://sakae-beautyclinic.com/blog/4075/

ポテンツァは、ダーマペンの進化版と言われています。

マイクロニードルで肌に無数の穴を開け、

  • 創傷治癒機能
  • 高周波RF(ラジオ波)
  • 薬剤

以上の3つのアプローチから幅広いお肌の悩みに効果がある治療です。

ダーマペンでは治療できないお肌のお悩みも治療できます。

※高周波RF(ラジオ波):電磁波の1つ。肌の深部にある真皮層の細胞を活性化させコラーゲンやエスラチンの増産を促す美肌効果があります。

2章:ダーマペンは極細針で肌に穴を開け、薬剤を浸透させる施術

出典:https://sakae-beautyclinic.com/blog/4075/

ダーマペンも、マイクロニードルで肌に無数の微細な傷をつけ、薬剤を塗布します。

  • 薬剤
  • 創傷治癒機能

以上2つのアプローチから、お肌の悩みを改善に導きます。

ポテンツァにある高周波RF(ラジオ波)による作用はありません。ポテンツァよりも費用はかからないのが一般的です。

3章:ポテンツァとダーマペンの違い!施術・対象・ダウンタイム・費用など

ポテンツァとダーマペンの詳細な違いを比較して解説します。

3-1:施術方法の違い

どちらもマイクロニードルという超極細の針で肌に小さな穴を開ける施術方法です。

■ポテンツァ

  • 針を刺す際に肌を吸引する
  • 針の先端部分から高周波RF(ラジオ波)を発生させる
  • ドラッグデリバリー機能

※高周波RF(ラジオ波):電磁波の1つ。肌の深部にある真皮層の細胞を活性化させコラーゲンやエスラチンの増産を促す美肌効果があります。

ドラッグデリバリー機能について、詳しくは後述します。

■ダーマペン

  • 滑らせるように肌に当て無数の微細な穴を開ける
  • 薬剤を肌表面に塗布
  • 穴から薬剤を浸透させる

どちらも、針の長さや照射設定を調整することで目的や症状に合わせた治療ができます。

3-2:ドラッグデリバリー機能の違い

■ポテンツァ

ポテンツァはシステムとしてドラッグデリバリー機能を備えていることが特徴です。

ポテンツァの針先がついているチップは、ポンピングチップという特殊なチップです。ポンピングチップは、針を抜く際に空気圧で薬剤を肌の真皮層に直接注入します。

この機能により、薬剤を肌の深いところまで均一に浸透させ、確実に有効成分を真皮層に届けます。

■ダーマペン

ダーマペンは、針で無数の穴を開けた肌表面に薬剤を塗布します。

肌の穴から有効成分を浸透させるので、素肌にそのまま塗るよりも薬剤が効果に作用します。

しかし、ダーマペンよりもポテンツァの方が肌の奥深くに直接薬剤を浸透させられるため効果を実感しやすいです。

3-3:改善が期待できる肌悩みの違い

ポテンツァはダーマペンと比べて、幅広いお肌の悩みに対応できます。

■ポテンツァの治療対象

  • キメ、ハリ、ツヤ
  • 毛穴
  • タイトニング
  • ニキビ
  • ニキビ跡、クレーター
  • 赤み、赤ら顔、酒さ
  • 肝斑

■ダーマペンの治療対象

  • キメ、ハリ、ツヤ
  • 毛穴
  • ニキビ
  • ニキビ跡

特に、ポテンツァでは肝斑治療に効果が期待できる点が大きな違いです。

針先から照射する高周波RF(ラジオ波)によって、肝斑の原因となるメラノサイトを抑制します。

それにより、自然回復効果を高めることによって改善に導きます。

ニキビ跡はどちらも治療対象ですが、深いニキビ跡はポテンツァの方が治療効果を期待できます。

3-4:使用する薬剤の違い

ポテンツァとダーマペンでは、どちらにも使用可能な薬剤と片方しか使用できない薬剤があります。

■ポテンツァ

ポテンツァは針先から高周波RF(ラジオ波)を照射するため、熱に弱い薬剤は使用できません。

■ダーマペン

熱に弱い薬剤も使用できます。

扱っている薬剤はクリニックによって違いますが、症状や目的に合わせて最適な薬剤が選択されます。

3-5:痛みやダウンタイムの違い

■ポテンツァ

ポテンツァは針を刺す際に肌を吸引することで、肌に余計なダメージを与えず深くまで針を刺せます。

施術時の音も、ダーマペンと比較すると小さいため恐怖心を感じにくいです。痛みの感じ方は個人差がありますが、ダーマペンと比べると痛みがおだやかと言われています。

ポテンツァの機能である高周波RF(ラジオ波)の照射は、施術時の止血効果があります。そのため、ダウンタイムもダーマペンに比べて短いものです。

肌の赤みや乾燥が主な症状ですが、施術当日~翌日におさまることがほとんどです。

■ダーマペン

ダーマペンには高周波RF(ラジオ波)による止血機能がありません。そのため、微細な出血による赤みが残りやすく、ポテンツァに比べるとダウンタイムが長めです。

傷の穴の内出血や皮むけ、赤みなどが主な症状で、5~7日程度でおさまることが多いです。

3-6:施術回数・施術間隔の違い

■ポテンツァ

ポテンツァは、ダーマペンには無い高周波RFとポンピングチップによるドラッグデリバリーシステムがあります。そのため、1回の治療効果が高いです。

治療目的によって施術回数は変わりますが、3回ほどの施術で1年ほど効果が持続しやすくなります。

■ダーマペン

5回ほどの施術で1年ほど効果が持続しやすくなります。

どちらも効果は永久的に続くものでは無く、定期的な施術で高い治療効果を望めます。施術頻度は肌のターンオーバーの期間を考慮して、4~6週ごとが目安です。

3-7:費用の違い

■ポテンツァ

1回:約10~20万円 (顔全体を施術した場合)

■ダーマペン

1回:約2~3万円 (顔全体を照射した場合)

ポテンツァはダーマペンよりも1回の施術費用が高額です。どちらも定期的に施術することで高い効果が得られるものなので、費用の面で続けやすいことがダーマペンのメリットです。

症状に合わせて必要な施術回数が変わりますが、ポテンツァの方が施術回数は少なく済むので、選択する際は合計の費用を考慮する必要があります。

4章:ポテンツァとダーマペンの効果の違いは?肌悩み別に解説

ポテンツァとダーマペンの治療対象には共通しているものと、ポテンツァにのみ効果が期待できるものがあります。

■ポテンツァとダーマペンで共通の治療対象

  • ニキビ・ニキビ跡
  • 毛穴
  • ハリつや
  • 小じわ
  • 肌質改善、トーンアップ、美白など

■ポテンツァのみ効果がある治療対象

  • 肝斑
  • クレーター、深いニキビ跡
  • タイトニング

治療対象の最も大きな違いは肝斑への効果の有無です。

ここでは、肌のお悩み別に効果の違いについて詳しく解説します。

4-1:毛穴への効果

■ポテンツァ:効果あり

■ダーマペン:効果あり

どちらも、毛穴の開きに対してはとても効果的です。肌の再生を促し、毛穴の開きやいちご鼻の解消が期待できます。

どちらも肌のターンオーバーを正常に近づけ、過剰な皮脂の分泌や毛穴のつまりを改善することで毛穴の開きやいちご鼻といったお悩みを解消します。

4-2:ニキビへの効果

■ポテンツァ:効果あり

■ダーマペン:効果あり

ニキビ治療に対してはどちらも効果がありますが、ニキビができにくい肌へと導くことで根本的な治療をするのはポテンツァです。

ダーマペンは肌のターンオーバーを整え、過剰に皮脂が分泌されることを抑制することで健康的な素肌へ近づけます。

ポテンツァはダーマペンと同じ効果に加えて、高周波RA(ラジオ波)によりニキビの原因となる皮脂腺を破壊することで再発防止効果があるのです。

ニキビは過剰に皮脂が分泌され毛穴に皮脂がたまることで発生するため、皮脂腺を破壊することで治療した部位からはニキビが再発しません。

4-3:ニキビ跡・クレーターへの効果

■ポテンツァ:効果あり

■ダーマペン:一部に効果あり

浅いニキビ跡にはどちらも効果的です。しかし、クレーターや深いニキビ跡はポテンツァの方が高い治療効果を望めるでしょう。

クレーターや深いニキビ跡では肌の真皮層までダメージを負っている可能性があります。

ポテンツァは高周波RA(ラジオ波)を真皮層に直接作用させることで細胞を活性化させます。さらに、ドラッグデリバリーシステムにより有効成分を直接、真皮層に届けて補うことで傷ついた肌を再生させます。

4-4:肝斑への効果

■ポテンツァ:効果あり

■ダーマペン:効果なし

肝斑に対して、ダーマペンは治療効果がありません。ポテンツァによる治療が効果的です。

肝斑は、皮膚のメラノサイトの活性化による色素沈着です。

ダーマペンではメラノサイトに作用できません。

ポテンツァは高周波RA(ラジオ波)によりメラノサイトに作用しメラニンの産生を抑えます。そして、皮膚のターンオーバーを促すことで肝斑を治療します。

肌のメラノサイトに直接作用しメラニンの生成を抑制するため、治療後も肝斑の再発やシミができにくくなる効果があります。

従来のレーザー治療とは異なるアプローチで治療するため、レーザー治療でみられる色素沈着や白斑などのリスクが少なくなります。

従来の治療で効果がなかった方、再発してしまった方に対してもポテンツァは改善の可能性がある治療法です。

そのため、ポテンツァは肝斑に対する画期的な治療法と言えるでしょう。

4-5:タイトニングへの効果

■ポテンツァ:効果あり

■ダーマペン:ほぼ効果なし

ダーマペンはお肌のハリ・ツヤの改善に効果がありますが、お肌のたるみに対してひきしめ、リフトアップなどの効果が高いのはポテンツァです。

ポテンツァは皮膚の創傷治癒能力に加えて、真皮層に高周波RF(ラジオ波)の熱を加えることで、真皮層の繊維芽細胞を活性化させコラーゲンやエスラチンといった美容成分の産生を促します。

コラーゲンの産生により、フェイスラインのリフトアップや、タイトニング効果が実感できます。

5章:ポテンツァとダーマペンどっちがおすすめ?

ポテンツァとダーマペンの違いを紹介しましたが、自分にはどちらがおすすめか分からないという人もいますよね。

ここでは、ポテンツァがおすすめな人とダーマペンがおすすめな人をそれぞれ紹介するのでご自分に当てはめてみてください。

5-1:ポテンツァがおすすめな人

ポテンツァの方がおすすめな人は以下の3とおりです。

  • できるだけ短期間で効果を得たい人
  • ダウンタイムの少ない治療を受けたい人
  • 肝斑、深いニキビ跡、クレーターを改善したい人

それぞれ解説します。

5-1-1:できるだけ短期間で効果を得たい人

ポテンツァは、1回の治療効果が高いため少ない治療回数で効果を実感できます。

  • ベストな肌の状態で望みたい結婚式などイベントの日程が決まっている人
  • とにかくはやく美肌を手に入れたい、お悩みを改善したいという人

以上の人におすすめです。

5-1-2:     ダウンタイムの少ない治療を受けたい人

施術内容や肌の状態によって個人差はありますが、ポテンツァはダーマペンと比較してダウンタイムの期間や症状がおだやかです。

  • ポテンツァは1~2日程度

症状:赤みやほてり、乾燥

  • ダーマペンは5~7日程度

症状:傷の穴の内出血や、皮むけ、赤み

どちらも翌日からメイクは可能ですが、ダウンタイムが気になる方はポテンツァがおすすめです。

5-1-3:     肝斑、深いニキビ跡、クレーターを改善したい人

肝斑、深いニキビ跡、クレーターに対してダーマペンは治療ができません。これらを治療したい人はポテンツァを選びましょう。

特に肝斑は、レーザー治療などで効果が無かった人や再発してしまった人も効果が望めるためおすすめです。

5-2:ダーマペンがおすすめな人

ダーマペンがおすすめな人は以下の2とおりです。

  • できるだけ費用を抑えたい人
  • ダーマペンでしか使用できない薬剤を導入したい人

それぞれ解説します。

5-2-1:できるだけ費用を抑えたい人

ダーマペンはポテンツァよりも1回の費用がかかりません。

ポテンツァよりも施術回数は多くなりますが、合計金額で比較してもポテンツァより費用を抑えられる場合がほとんどでしょう。

5-2-2: ダーマペンでしか使用できない薬剤を導入したい人

使用する薬剤によってはポテンツァでは使用できないものがあります。

ポテンツァは針先から高周波RA(ラジオ波)を照射するので熱に弱い薬剤は使用できません。どうしても使用したい薬剤がポテンツァで使えない場合はダーマペンを選びましょう。

6章:ポテンツァが受けられるおすすめクリニック3選!

ポテンツァを受けられるクリニックは多くありますが、どんなクリニックが自分に合うか分からず判断に迷ってしまいますよね。

ポテンツァの取り扱い実績が多いクリニックや、費用的に通いやすいクリニックだと安心感があります。

ここでは特におすすめのクリニック3件を紹介するので参考にしてみてください。

6-1:【ニキビ・ニキビ跡に特化】HPC ひまわり美容クリニック

出典:HPCひまわり美容クリニック

HPC ひまわり美容クリニックは、銀座駅徒歩5分と好立地で通いやすいです。ポテンツァによる治療に特化していて、高機能なダイヤモンドチップを試せます。

お肌のハリを取り戻したい、肝斑を改善したい、ニキビ跡が気になるなど、絶対にポテンツァによる治療を受けたいと考える方におすすめです。カウンセリングは無料です。

6-2:【豊富なメニューを用意】品川美容外科

出典:品川美容外科

品川美容外科では、お肌のお悩みに合わせて最適な治療を豊富なメニューから選べます。

自分の解消したいお悩みにピッタリの施術ができるので、安心感があります。

カウンセリングは無料です。

6-3:【ニキビ治療専門院】アクネクリニック

出典:アクネクリニック

アクネクリニックは、ニキビのお悩みに特化したニキビ治療専門クリニックです。

ニキビやニキビ跡の治療実績が豊富なので、安心です。

ニキビやニキビ跡の治療メニューが豊富なので、ポテンツァ以外にも豊富な選択肢の中から自分にピッタリの治療を見つけられるでしょう。

カウンセリングは無料です。

毎月お得なキャンペーンがあるため、予約する前に公式サイトで確認しておきましょう。

7章:ポテンツァに関するよくある質問

ポテンツァについてよくある質問を以下に紹介します。同じ肌治療である水光注射との違いも解説しますので参考にしてください。

7-1:水光注射とポテンツァの違いは?

■水光注射

水光注射とは、肌の真皮層にヒアルロン酸を主とした薬剤を注射する治療方法です。

  • 肌の潤い補給
  • 小じわ改善
  • 毛穴開き
  • くすみ解消など

上記の肌質改善効果があり、プルンとしたみずみずしいお肌に変化するのを実感できます。

創傷治癒作用による肌細胞の活性化を促す効果や、肌を吸引しながら真皮層に直接薬剤を注入できるという点ではポテンツァと同じです。

ポテンツァと異なる点は以下の2つです。

  • ニードルの本数
  • 高周波RF(ラジオ波)の有無

水光注射の針先は5~9本程度の細い針が集まったスタンプの様になっています。1本の注射針で注入するより、一度に均一なスピードで薬剤を注入できます。

そのためスピーディにムラなく薬剤を注入できるのがメリットです。

費用的にはポテンツァとダーマペンの中間です。

■ポテンツァ

ポテンツァの針は使用するチップにより変わりますが、水光注射よりも多くの針が集まったスタンプを使用することも可能です。

そのため、薬剤を均一にスピーディに注入できるという点においては、ポテンツァの方にメリットが大きいでしょう。

水光注射には高周波RF(ラジオ波)を照射する機能はありません。そのため、治療対象の多さやダウンタイムの短さでもポテンツァの方が優れています。

7-2:ポテンツァは1回でも効果を実感できる?

ポテンツァは1回の施術でも効果を感じられます。

施術後1ヶ月〜1ヶ月半後に効果を実感しやすいです。複数回の施術を受けることで、より高い治療効果を期待できます。

治療目的によって異なりますが、4週~6週に1回、計3回ほど施術を受けると効果が約1年継続されます。ニキビの治療では2~3週間、肝斑の治療では2週間に1回の施術が目安です。

7-3:ポテンツァのダウンタイムの過ごし方は?

ポテンツァの施術当日は入浴を避け、シャワーのみで済ませましょう。翌日から入浴できます。

洗顔は施術当日から行えますが施術部位を刺激しないよう、こすらずに行いましょう。

メイクは翌日以降から可能ですが、クレンジングの際にも強くこすらないように気を付ける必要があります。

腫れやほてりがみられる時期は、激しい運動や飲酒は行えません。お肌がデリケートな状態なので、乾燥や紫外線には注意が必要です。

保湿ケアやUVケアをいつもより丁寧にし、お肌をいたわりましょう。

7-4:ポテンツァのデメリットは?

効果やダウンタイムの短さなどメリットの多いポテンツァですが、デメリットもあります。

  • 費用が高い
  • 継続的に施術を受けることが必要
  • 医師の技術・経験が求められる

それぞれ解説します。

7-4-1:費用が高い

ポテンツァのデメリットのひとつは費用の高さです。具体的な費用はクリニックによって様々ですが、ダーマペンと比較すると高額になるでしょう。

ポテンツァの方が施術回数は少なく済みますが、合計金額で比較してもダーマペンの方が費用は少なく済むケースが多くなります。

7-4-2:継続的に施術を受けることが必要

ポテンツァは自然回復を促し、ターンオーバーのサイクルを早めることで症状を改善する治療法です。

適切な間隔で複数回の治療をすることで高い治療効果が望めます。

そのため、継続的に通える環境にあるクリニックを選ぶことや、費用の確保について事前に計画する必要があります。

7-4-3:医師の技術・経験が求められる

ポテンツァは最新の治療機器ですが、正しい使用方法でなければ期待する治療効果は得られにくいでしょう。

ポテンツァは新しい機器なので、日本で取り扱いのあるクリニックは多くありません。

そのため、同じマイクロニードル治療であるダーマペンの治療実績があるかどうかが大切なポイントのひとつになります。

まとめ:ポテンツァとダーマペンの違いを知って自分にベストな治療を受けよう!

結論としては、以下のとおりです。

  • クレーター、タイトニング、肝斑などを治療したい人、はやくお肌をきれいにしたい人はポテンツァがおすすめ
  • ダウンタイムがポテンツァと比べて長かったり、施術回数が多かったりしても費用を抑えたい人はダーマペンがおすすめ

理由は、以下のとおりです。

  • クレーター、タイトニング、肝斑などはポテンツァでしか治療できない
  • ポテンツァの方が、1回の効果が高い
  • ポテンツァの方が、ダウンタイムが短い
  • ポテンツァの方が、費用が高い

ポテンツァとダーマペンはどちらも効果的な治療法ですが、お肌のお悩みや予算に合わせて、自分に合う治療法を選んでみてくださいね。

とは言っても、ここまで記事を読んでも、

「どちらが自分に合っているか、結局迷ってしまって自分では選べない」という方もいますよね。

そのような方は、まずはポテンツァとダーマペンを両方扱っているクリニックで無料カウンセリングを受けてみるのがおすすめです。

なりたいお肌のイメージや治療プランが具体的にイメージできて、あなたにぴったりの治療法を見つけられますよ。

タイトルとURLをコピーしました